２歳のお子様と、もうすぐ第二子がご誕生予定のご家族のお宅です。

ご転居が決まりお引越しまであまり日にちが無かったのですが、お引越し当日にバタバタしないようにお引越しの前に、

お手持ちの家具のレイアウト決めをじっくりコンサルさせていただきました。

お打ち合わせ当初、以下のようなことに悩まれていたT様。

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◎縦長のリビングダイニングの間取りをできるだけ広く使うためにはどう家具を置いたらいいかわからない

◎新しく購入予定の幅190cmのソファ、置いた時のサイズ感や位置がイメージできず悩んでいる

◎2歳児と新生児と一緒に寝るので危なくないベッド、布団の配置

 

ご新居の縦長のリビングダイニングは、片側に直線の壁があるので家具が置きやすく、

お部屋の奥に向かったラインを強調する配置にすると、奥行きが広く感じられるお部屋になります。

また通路スペースを一直線に確保することができるので動線にも問題がなく、スッキリとした印象に。
 

リビングスペースはホワイトを基調とした家具でまとめ、空間が明るく広々と見えるようにご提案しました。

ソファーにはトルコ生地のクッション。アクセントが効いています。

またソファ横にミラーを。鏡を有効的に使うことでお部屋を広く見せることができます。

 

ダイニングスペースは、前の家で使用していたダイニングテーブルをお引越しをきっかけに買い換えたいとのことで

いくつかご提案させていただき、最終的にマルニ木工の30年もののヴィンテージのテーブルをお迎えしました。

たくさんリサーチして探していたのですが、色々なご縁と出会いがありこちらのテーブルをご提案したら即気に入っていただき決定されました。

こちらのダイニングセットを採用されたのもストーリーがあり…、お客様も私も思い入れのある家具選びになりました。

ランナーに敷いているのは、奥様がお好きなテイストのトルコ生地。一目惚れして購入されたそうです。

 

お部屋に一歩踏み入れるとウォーターフロントの素晴らしい景色がとびこんできます。
窓際は2歳の電車が大好きなお子さんの特等席だそう。

お子さんが電車を眺めながら遊べるスペースを作りたいとのことでしたので、ラグを敷いて一角をプレイスペースにしました。
お子さんの家具として置いているのはコロコロチェア&デスクといって、

ころがして自由自在にデスクになったり、絵本棚などの収納になったり、

ベンチになったりとお子様の成長に合わせて使えるものです。こちらはT様が選ばれ既に発注済みでした＾＾

 

入居当初、以前の家とは違って床が濃い焦げ茶色であることが暗く見えて気になる、と仰っていたT様でしたが、明るいベージュのラグを敷いてこげ茶の床が見える面積を少なくし、

ベージュのブラインドにホワイトのソファを配置し、リビングスペースに統一感を持たせています。

これだけでリビングが明るい印象になりますし、少し焦げ茶の床を見せてコントラストを楽しむ空間になっています。

センターテーブルは持ち運びも可能なガラステーブルで抜け感と圧迫感を払拭。

 

反対に、ダイニングスペースは床の色と合わせて家具も重厚感のあるダークブラウンのものを置き、

リビングとダイニングスペースが自然と繋がるようにしました。

照明はシャンデリア付のシーリングファン。

天井付けのシーリングライトをこんな照明に変えるだけで雰囲気がガラッと変わります。

 

キッチンスペースのアドバイスも少しさせていただきました。

食器棚は元々お使いのIKEAのものだそうですが、デザインがとっても素敵です。

最初の配置では扉がシンク側に向いた配置になっており、キッチンに入った時に出入りが少ししにくかったのと、せっかく素敵な食器棚が側面しか見えずもったいなかったのです。

 

食器棚の向きを変えて、お気に入りのグラスなどを上段のガラス扉に仕舞って見せる収納にするととっても素敵ですよ〜とアドバイスさせていただきました。

また奥様はパントリーの使い方に悩まれていたので、奥行きのあるパントリーを余すことなく使えるよう、

あまり使用しないキッチン用具を奥に、その手前にカゴで区分けして食品などを収納をすることをご提案しました。

 

第二子をご妊娠中で臨月を迎えていた奥様。出産前にスッキリと片付いて嬉しい！と仰っていました。

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お気に入りの空間で新生活がより一層楽しめますように♪T様、ありがとうございました！